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朝の湯島。飲み屋さんも静寂を保っている。
民家の壁に、見事な銅板の細工のようなもの。味がある。
「川のそば」「古い町」そして、エリアの分岐点。当然「時が止まったような風景」は限りなく見つかる。
いつ散歩しても飽きない湯島。神田明神下はぎりぎり千代田区で、地下鉄の湯島近くになると文京区と台東区の境目になる。
このあたりは、昔、川があったと聞く。「湯島」という名前も中洲を表すと聞いたことがある。だから、「区」の分岐点になっているのだろうか。
川沿いに出ると、美しい清洲橋が見える。隅田川は何も変わっていない。
朝の晩秋の日。静かで、ただ寒い風が吹き抜ける。
まるで昭和30年頃のゆるやかな時が流れているようだ。
それでもやはり、折々に時の止まったような家が存在する。
やはり気になる風景が点在している。でも思ったより、倉庫や会社が多い。
江東区にはあまりなじみがない。しかし、以前路線バスで通ったとき、何となく気になるエリアだったので、清澄で降車する。「河のそば」「古い町」は時のない風景の宝庫だからきっとある。
猫ものんびりしている。
秋葉原駅へ向かう。台東区サイドは、まだ開発がこれからで、何となく昔の「やっちゃば」の香りがある。
なんか荒れちゃっているなあ。
正確に言うとこのあたりはもう台東区のはず。歩き出したのは千代田区だけど。ガード沿いの風景はうすら寒い。
神田明神下の小径から妻恋坂、蔵前橋通りを歩くと、前にあった焼肉屋さんが廃墟になっている。
神田明神下から末広町へ抜ける小径。小料理屋がいろいろある。何となく品もあるけれど、やはりここでも時が止まったような風景が見つかる。